[JTPA-list] Newsletter No.23

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2005年 4月 1日 (金) 03:29:47 EST


You can also read this newsletter at
http://www.jtpa.org/newsletter/000279.html

昨年インドネシアで、成人でも体長が90センチという超小型人類の化石が発見さ
れましたが、バイオのメッカ、UCサンフランシスコ大学では、この化石から遺
伝子を採集し、超小型人間を産み出すことに成功したそうです。「これからの産
業の核となるナノテクでは、手が小さくて細かい作業ができる人間が有利」とい
うことで、新たなシリコンバレー躍進の起爆剤として大きな期待が寄せられてい
ます。

小柄で手先が器用な日本人も、身長90センチの人の小さな手にはかないません。
今後は、心して器用さ以外の差別化を図っていくことが必要でしょう。

それではNewsletterお楽しみください。

渡辺

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Contents:
1 新JTPAストラテジック・ビジョン
2 JTPAセミナー「滝修行」@ヨセミテ滝
3  NEWS:火星地球化計画
4 私の一日(小暮剛)
5 日本語の挨拶の正しい英語化
6 シリコンバレー忍者登場
7  ニュースレター編集会議次回予告

  編集後記(by戸谷茂山編集長)
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1 新JTPAストラテジック・ビジョン

先月号のニュースレターでお知らせした通り、JTPAでは新たに村山ナオタクが共
同代表に就任しました。JTPA設立から3年を迎え、村山氏の共同代表就任に伴
い、JTPAは組織のストラテジック・ビジョンを再確認しました。

http://www.jtpa.org/column/000275.html
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2 JTPAセミナー「滝修行」@ヨセミテ滝</a>

新生JTPAの最初の企画はヨセミテ滝における「滝修行」となります。精神と肉体
の統合は、真のエンジニアに必須。自然に囲まれながら雪解け水に打たれる一日
は自分を変えてくれること間違いなしです。740メートルと、北米大陸最大の落
差を誇るヨセミテ滝に打たれて、新しい自分を発見しませんか?

http://www.jtpa.org/event_in_silicon_valley/000278.html
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3 NEWS:火星地球化計画

米国の宇宙開発の中心的機関であるJet Propulsion Laboratory(JPL)は火星のテ
ラフォーミング(地球化)プロジェクトの立ち上げを発表しました. これは、ス
タンフォード大学のDepartment of Aeronautics & Astronautics、Department
of Bioengineering との共同プロジェクトです。

http://www.jtpa.org/column/000274.html
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4 私の一日(小暮剛)

JTPAニュースレターでは、これから「私の一日」と題して、シリーズでシリコン
バレー人の日常生活を描いていくことにしました。シリコンバレーに関する様々
な情報は日本でも溢れていますが、「そこに暮らす日本人の普段の生活」につい
ての 情報はあまり見つからないのが事実です。このシリーズが最終的にシリコ
ンバレーの日本人達の暮らしをイメージしてもらえるようなコラムになることを
望んでいます。

今回は、最近某ソフトウェア会社でFellowになった小暮剛さん。

http://www.jtpa.org/column/000272.html
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5 日本語の挨拶の正しい英語化

「いただきます」「お疲れさま」など、日本語では当たり前の挨拶が英語にはな
く、困ったことがある方も多いと思います。そんな中、Language Institute of
American Research Study の日本語部門Directorを務めるDr. James F. Reedに
よる、"Accurate and practical translations of Japanese greetings"が発表
されました。これは、日本語の挨拶を、その奥深い意味を忠実に守ったまま、英
語圏でも受け入れられる表現に翻訳したもの。シリコンバレーで働く日本人の皆
さんが明日から使える実践的な手引書です。このたび、Dr. Reedより、一部を
JTPAで発表することを許可頂きましたので是非御覧下さい。

http://www.jtpa.org/column/000273.html
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6 シリコンバレー忍者登場

生き馬の目を抜くようなシリコンバレーでは、企業間の情報争奪戦も盛ん。相手
企業のEメールや電話の会話を傍受するといったハイテクな手段に関しては、そ
れを防ぐための技術も進歩してきたため、最近台頭してきたのが、昔ながらの人
間のスパイ。「盗み見る」「盗み聞く」といった古典的な方法で情報を収集しよ
うという動きが強まっています。

そんな中、卓越した能力でひそかに人気を集めているのが、日本から呼び寄せら
れた忍者です。

http://www.jtpa.org/column/000280.html
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7 ニュースレター編集会議次回予告

次回のニュースレター編集会議は木曜日4月21日、夜7時からです。議題は
「JTPA Match.com」場所はLos AltosのMuse Associatesです。シングルで恋人を
探している人は、自分の写真に略歴を添えてE-mailでご連絡ください。前回の
「シリコンバレー結婚事情」の反響として、多くの恋人募集の方々から「出会い
の場が欲しい」という希望のE-mailが寄せられたので、それに答えるイベントで
す。渡辺千賀さんは「出会いのキューピッド」を演じ、戸谷茂山編集長は「二人
の間を引き裂く悪魔」を演じる予定です。 参加希望者は<a
href="mailto:mozant @ dprinc.com">mozant @ dprinc.com</a>までご一報ください。

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編集後記 by 戸谷茂山

「日本語の挨拶の正しい英語化」を発表されたDr. James F. Reed氏は、日本で
山伏として修行をしたこともあるという大変な日本通の方です。今回の記事を
JTPAのNewsletter掲載するにあたり、編集会議に特別参加していただきました。
さすがにホラ貝でできた笛の吹きっぷりは見事なもので、隣のオフィスから苦情
が出るほどの爆音を披露していただきました。Dr. Reedは挨拶に限らず日本語の
英語化を着実に進めており、やっと先月、Britaniccaと広辞苑との一週間に及ぶ
合同ミーティングをNew Yorkで終えたばかりだそうです。「日本を世界に恥じな
い国にする!」を「Making Japan one of the world’s non-embarrassing
countries」と訳したDr. Reedの頭脳に感銘を受けた夜でした。


JTPAでは、わたしたちの活動に興味を持つ方々にとって役立つかもしれないシリ
コンバレーの情報をお届けするために、ニュースレターを発刊しています。JTPA
の細かい活動報告を行うと同時に、シリコンバレーでプロフェッショナルとして
成長していこうと思われる皆様をつなぐ役割を果たしたいと考えております。ち
なみに、JTPAは今月号のNewsletterに載せられた内容に全く責任を持っておりま
せん。

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